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17.08.28
9月1日は「防災の日」です。「政府、地方公共団体等防災関係諸機関を始め、広く国民が、台風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波等の災害についての認識を深めるとともに、これに対する備えを充実強化する日」(内閣府)です。1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災に因んだものです。また、暦の上で台風の多い二百十日にもあたります。わが国に甚大な被害をもたらした伊勢湾台風の翌1960年(昭和35年)に閣議了解により制定されました。 その前後にあたる8月30日~9月5日は防災週間と位置づけられ、毎年国や地方自治体が防災訓練等を行なっています。
大地震等が発生すると、どこにいるか、時間帯がどうか、にもよりますが、職場や家族等との連絡が取れなくなります。私ごとで恐縮ですが、1995年1月17日早朝の阪神淡路大震災発生時には兵庫県西宮市に住んでおりました。家族は一緒でしたので互いの生存や怪我のないことを確認できましたが、出勤後、職場のメンバーとの連絡がなかなか取れませんでした(1週間後にようやく無事が確認できたメンバーもいました)。また、2011年3月11日午後に発生した東日本大震災のときには、東京・日本橋の職場におりましたので、社員の安否は早めに確認できましたが、今度は家族との連絡がなかなか取れず、仕事をしながら内心不安だった記憶があります。
最近では、携帯電話やスマホの普及はもちろん、災害対策用の連絡手段も以前に比べて随分多様化し、また進んできていると感じます。あとは、それを使いこなす私たち自身の慣れや手際の良さが大事になってきています。
災害発生時の家族との安否確認手段については、東日本大震災以降方法も増えています。ご自分だけでなく、ご家族が利用されている通信手段や使い勝手・慣れ等によって、どの方法を利用するか事前に話し合っておかれるとよろしいと思いますが、大まかな分類をまとめると以下の通りです(詳細は、携帯電話通信会社のホームページ等をご確認ください)。
安否確認訓練の手順は次の4点になります。
①準備:家族で利用する「連絡方法」を決める。
②実施:家族それぞれが「安否情報を登録」する。
③実施:家族が登録した「安否情報を確認」する。
④ ①の方法が使えない家族(例えば学校にいる子ども)との連絡方法を決め、それを手帳やアドレス帳に控えておく。
安否確認手段の選択にあたっては、まず「電話」か「メール・SNS」かに区分されます。日頃から電話で連絡していて、とくに災害発生時には声が聞きたいという場合には「音声」が優先でしょう。いつもメールやSNSによるやり取りが主の場合には「メッセージ」の利用が優先になると思われます。この選択を行なったうえで、それぞれの具体的な方法を考えることになります。
主な安否確認手段の方法と特徴等は次表の通りです。
安否確認時の方法 |
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災害は起こらないに越したことはありませんが、万一に備え、日頃から準備しておくことが大切ですね。防災週間期間中(8月30日<水>~9月5日)や毎月1日・15日、正月3が日、1月15日~21日の体験も可能ということなので是非活用してみてはいかがでしょうか。