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18.06.11
このところテレビ、雑誌、自治体の広報紙、電車の車内広告などいろいろな媒体を通じて"婚活"という言葉をよく見かけるようになりました。ここ東京・日本橋でも"日本橋で恋しよう"というタイトルの下、専門企業と地元老舗とのコラボにより、若者たちに日本橋ならではの出会いを提供する活動などが行われています。
では、実際の婚姻件数はどのように推移しているのでしょうか。毎年6月初に厚生労働省が公表している「人口動態統計月報年計(概数)」の結果をみると、平成29年の婚姻件数は606.8千組で前年に比べ▲13.6千組、▲2.2%の減少となりました。年により若干の振れはありますが、かなり長期間に亘って減少傾向が続いています。
過去に遡ってみると、2000年(平成12年)、2001年(平成13年)の2年間はその前後の年に比べて3~4万組ほど婚姻件数が増えています。なぜ?
当時は西暦が1900年代から2000年に変わった時で、まさに『ミレニアム婚』が増加したことが背景にあるようです。
さて、来年は元号が変わります。5月からは元年になりますので、それを記念に結婚を考える人が増えるかもしれませんね。
(出所:厚生労働省「人口動態統計月報年計(概数)」より) |
この間、出生数はどのように推移しているでしょうか。婚姻件数と同じ人口動態統計によると、平成29年の出生数は946.0千人で、前年に比べ▲30.9千人、▲3.2%の減少となっています。合計特殊出生率(1人の女性が一生の間に生む子供の数の平均)は、一時上昇した時期もありましたが、平成29年は1.43と前年に比べ▲0.01ポイント低下しました。
(出所:厚生労働省「人口動態統計月報年計(概数)」より) |
出生数を都道府県別にみると、人数では人口の多い東京都(108.9千人)、神奈川県(68.1千人)、大阪府(66.6千人)、愛知県(62.4千人)の順となっていますが、出生率(人口千人対比)で見ると、沖縄県(11.3)、福岡県(8.6)、愛知県(8.5)、熊本県(8.4)、滋賀県(8.3)などが全国平均(7.6)をかなり上回っています。一方、秋田県(5.4)、青森県(6.3)、北海道(6.4)、岩手県(6.5)など東北地方や北海道の率が低くなっています。
(出所:厚生労働省「人口動態統計月報年計(概数)」より) |