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ときわんジャーナル

先行きの景況感などについて慎重な見方が増えています!

19.01.11

暮らしと経済豆知識

新年明けましておめでとうございます!
今年が明るく安定した一年になりますよう願っております。

(先行きの景況感について慎重な見方が増えています)

 今年は"亥"年です。過去の歴史を遡ると大きな災害が発生するなど、なかなか厳しい時もあったようです。冒頭に書きました「今年が明るく安定した一年」になるよう心から願いたいと思います。

 昨年末から年初にかけて株式や為替のマーケットには大きな動きがありました。海外市場の影響を受けたり、システム売買でその振幅が増幅されたり、昔と違って企業の収益力や経済成長の鏡としての市場の意味合いが見えにくくなっている気がします。
 さて、今週「生活意識に関するアンケート調査」<2018年12月調査>の結果が日本銀行より公表されました。この調査結果の中から、景況感などについてみてみましょう。
 まず、現在の景況感については、「悪くなった」との回答が増えたことから、景況感D.I.は少し悪くなりました。先行き1年後については、「良くなる」との見方が減り、「悪くなる」との見方がかなり増えたため、景況感D.I.はやや大きく悪化しました。景気の先行きについては、もともと慎重に見る傾向が強いようですが、今回の悪化幅はここ数年間ではかなり大きなものとなっています。今年から来年にかけてラグビーのワールドカップや東京オリンピックといった大きな国際大会が日本で開催されますが、むしろ米中の貿易摩擦の激化やわが国の消費税増税に関する不安感が高まっているような印象を受けます。

yamatyan81-1.png (出所:日本銀行「生活意識に関するアンケート調査」結果より)

(収入と支出はほぼ横這い的な動き)

 次に、収入と支出の動きですが、まず収入をみると、1年前に比べて「増えた」との回答も「減った」との回答も減少しました。また、支出についても、「増えた」との回答も「減った」との回答も減少しました。このため、収入、支出とも、D.I(「増えた」-「減った」).はさほど動かず、ほぼ横這いとなっています。

yamatyan81-2.png  (出所:日本銀行「生活意識に関するアンケート調査」結果より)

(日本経済の成長力については期待感が低下)

 最後に、これからの景況感や収入・支出等のベースとなる日本経済の成長力の方向性について、みてみましょう。これについては、「より高い成長が見込める」との前向きな見方がわずかながら増えた一方で、「より低い成長しか見込めない」との慎重な回答がかなり増えました。成長力D.I(「より高い成長が見込める」-「より低い成長しか見込めない」).はこれまでもマイナス幅が大きかったのですが、それがさらに拡大しました。中長期的に見て、わが国の人口が減少していくという流れは止められませんが、外国人労働者の受入やインターネットやAI(人工知能)の活用による新たな需要の創出など、官民挙げて前向きな取り組みが求められています。それを具体的に実現していくことが大きな課題となる1年になると思います。

yamatyan81-3.png  (出所:日本銀行「生活意識に関するアンケート調査」結果より)

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