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ときわんジャーナル

日本を訪れた外国人の数が2018年は3,000万人を超えました!

19.01.31

暮らしと経済豆知識

(日本を訪れた外国人の数が2018年は3,000万人の大台に乗りました!)

 最近浅草、新宿、銀座などの街中やJRやメトロなどの電車の中で、外国の旅行者を見かけることがますます多くなってきたような気がします。昨年は、日本各地で大きな水害や台風被害が出ましたし、大きな地震による影響等もあり、一時は訪日外国人が減少しているとの報道もみられました。しかし日本政府観光局(JNTO)が公表している統計をみると、2018年に日本を訪れた外国人の数は、3,119万人と3,000万人の大台に乗り、前年を8.7%上回りました。統計を取り始めた1964年以降最多の人数ということです。

 訪日外国人を国・地域別にみてみましょう。
最も訪日客の多い東アジアでは、一時災害等による旅行控えがみられましたが年末までには回復し、ほとんどの国や地域で前年を上回り、過去最高を記録しました。
まず、第1位の中国が838万人(前年比+13.9%)と2桁の伸びを示し、すべての国を通じて初めて800万人の大台に乗りました。第2位の韓国が754万人(同+5.6%)、第3位の台湾が476万人(同+4.2%)と、過去最高です。また、タイ(113万人<同14.7%>、初の100万人台乗せ)、フィリピン(50万人<同+18.8%>)、マレーシア(47万人<同+8.2%>)、シンガポール(44万人<同+8.2%>)も、それぞれ過去最高です。
  東アジア以外の国や地域でも記録を更新したところが多くなりました。米国が153万人(前年比+11.0%)、豪州が55万人(同+11.6%)、また、欧州では、英国33万人(同+7.6%)、フランス30万人(同+13.5%)、ドイツ22万人(同+10.1%)と、いずれも過去最高です。

☆ 訪日外客数(2018年) <日本政府観光局(JNTO)推計値>
yamatyan82-1.png (出所: 日本政府観光局HPより)

(訪日客の増加は航空便の増加やインターネット等によるPR効果など)

 訪日客が増加している背景としては、(1)格安航空便の就航や座席数の増加など交通網がさらに充実したこと、(2)SNSやインターネットなどを利用した個人や法人の観光情報の発信が頻繁に行われていること、(3)旅行会社による訪日キャンペーンが奏功したこと、等の事情が挙げられるようです。

 今年から来年にかけては、ラグビーのワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピック、その先には大阪万博など国際的なイベントが相次いで開催されます。少子高齢化等により国内の消費需要の伸びが期待しにくい中で、こうしたイベントへの来場需要も含めた訪日外国人の大幅増加は観光地や消費需要の大きな支えになることが期待されます。一方で、国内観光地の地元では交通渋滞やゴミの増加などの問題が生じているとの話もあります。宿泊については、ホテルや旅館の不足、空き家の有効活用といった観点から、民泊制度の運用改善や見直しなどについても議論が進んでいるようです。訪日される多くの外国の方々に、わが国の美しい自然、おいしい食べ物、豊かな文化等を知り、楽しんでもらうために、官民双方が知恵を出し合って対応していくことが大事ですね。

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