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ときわんジャーナル

家計の決済方法として現金以外の決済手段利用が増えています!

18.07.24

暮らしと経済豆知識

(クレジットカードや電子マネーなどの利用が増えています!)

 最近、中国、北欧(スウェーデン)、米国などでの買い物に関して、現金を使わないとか、使えないコンビニなどの話を聞く機会が増えています。私はまだ現金決済不可の店での買い物は経験したことがありません。ただ、数年前に比べて、出張時の航空券やホテルの予約に際して、インターネットを利用してクレジットカードで決済する回数が増えたほか、日常の身近な買い物では、スイカやパスモなどの交通系電子マネーを使う頻度が高まりました。皆さんはいかがでしょうか。

 先日、日本銀行が公表した「生活意識に関するアンケート調査(第74回- 2018年6月調査)」の中で、"家計の決済行動"に関する項目が載っていましたので、ご紹介します。
 まず、現金以外の決済手段の利用状況についてみると、「クレジットカード」の利用が最も多くなっており、6年前(2012/6月)の調査と比べると、13%ポイント近く増えています。その次は「金融機関口座からの自動引落」ですが、これは6年前と比べてほとんど変化していません。その他の決済手段で6年前より増えているのは、「コンビニなどでの収納代行」、「電子マネー」、「プリペイドカード」、「インターネットバンキングでの振込」などで、かなりの割合で増えています。このところ金融機関が利用促進に力を入れており、個人からみるとお金の使い過ぎ防止にも繋がると期待される「デビットカード」はむしろ減り気味となっています。

yamatyan70-1.png   (出所:日本銀行「生活意識に関するアンケート調査(第74回)」結果より、筆者作成)

 個人がいろいろある決済手段の中から、利用するものを選ぶ際に重視している点については、「ポイントや割引などの便益面」がトップとなっています。次いで「支払金額の大きさ」、「支払手続のスピード・簡便性」、「使いすぎる心配」、「手数料などのコスト面」、「セキュリティなど安全性」などを挙げています。ポイントがつくかつかないかは、わが国の場合大きな判断材料になっていますね。

yamatyan70-2.png   (出所:日本銀行「生活意識に関するアンケート調査(第74回)」結果より)

(インターネットバンキングの利用も7年前より増加しています)

 次に、インターネットバンキングの利用についてもみてみましょう。同じアンケート調査によると、インターネットバンキングを「利用したことがある」との回答は約26%となっており、7年前の調査(同約16%)に比べて、1割程度増えています。一方、「どんなものか知らない/関心がない」との回答は4割台後半となっており、7年前の5割台より減少しています。この間、「使ってみたいが、登録していない」という回答も結構増加しており、インターネットバンキングに対する潜在ニーズが高まっていると考えられます。

yamatyan70-3.png    (出所:日本銀行「生活意識に関するアンケート調査(第74回)」結果より、筆者作成)

 インターネットバンキングを使う理由については、「手軽に振替や振込ができる」とか、「24時間365日どこからでも使える」、「手軽に残高照会ができる」、「窓口やATMに比べて手数料が安い」といった回答が多くなっています。やはり利便性の高いことにメリットを感じている人が多いということですね。
 一方、インターネットバンキングを使わない理由については、「ATMの利用で足りるため必要がない」、「セキュリティなど安全性に不安がある」、「登録が面倒である」など、わが国では金融機関のATM設置などの機械化対応が進んでいて現金が使いやすい環境にあることやインターネットのセキュリティに不安を感じている人も多いということかと思われます。
 海外では急速にキャッシュレス化が進んでいますが、わが国でもこれからスピードは違うとはいえ、徐々にキャッシュレス化の動きが進む方向にあることは間違いないでしょう。

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