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17.02.10
私たちが税金を国に納めるというと、これまでは現金や振込による納付方法でしたが、インターネット上でクレジットカードによる支払いができるようになったようです。
国税庁のホームページをみると、「クレジットカード納付の手続」という項目の中に、詳細が記載されていますが、概要は次のようになっています(実際に利用される方は、国税庁のホームページをご確認ください)。
・「対象となる国税」:申告所得税および復興特別所得税、法人税、消費税および地方消費税、贈与税、酒税などほぼすべての税目で利用が可能です。
・「受付時間」:24時間利用可能です。
・「クレジットカード納付の方法」:インターネットの利用が可能なパソコン、スマートフォン、タブレット端末から、納付受託者が運営する「国税クレジットカードお支払サイト」へアクセスし、同サイトで必要な入力等を行う手順となっています。
― 納付受託者とは、国税庁長官が指定した「トヨタファイナンス株式会社」となっています。
― また、金融機関やコンビニエンスストア、税務署の窓口では、クレジットカードによる納付はできません。
上記の項目以外で、メリットや利便性があると見られる項目としては、
①利用するクレジットカードにより異なるものの、カード会社の規約に基づきポイントがつくこと、
②クレジットカード利用代金の一括払い、分割払い、リボ払いが選べること、
③クレジットカード納付については、納付手続きが完了していれば、クレジットカード利用代金の引き落とし日が法定納期限よりも後になった場合でも延滞税は発生しないこと、
④家族等の国税をクレジットカードで納付することができること、などです。
一方、クレジットカード納付を行う際の注意点としては、
a. 決済手数料を取られること(納付税額が最初の1万円までは76円<消費税別>、以後1万円を超えるごとに76円<同>を加算した金額)、
b. 「国税クレジットカードお支払サイト」での納付手続きが完了すると、その手続きの取消しはできないこと、
c. 領収証書は発行されないこと、
d. クレジットカード納付ができる金額は、1,000万円未満、かつ利用するクレジットカードの決済可能額以下の金額であること(決済手数料を含む)、
e. 納付手続き完了後、その手続きによって納付済みとなった国税については、納税の猶予等を受けることができないこと、 等があげられます。
インターネットの普及、クレジットカードの保有者増大、ポイント加算などのサービス向上等に伴い、国税納付に関しても自宅でできる時代が到来したわけです。新しいサービスの利用に当たっては、デメリットにも十分注意しながら、時代の流れに沿った利便性の活用には注目したいと思います。