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20.06.18
これまで4回にわたってプライベートバンカー資格の魅力についてご紹介してきましたが、今回が最終回となります。5回目のテーマは「プライベートバンカー(PB)資格取得後、継続学習はどうしたらいい?」です。資格取得後の継続教育プログラムについてご紹介します。
プライベートバンキングの世界においては、顧客層のニーズは多種多様であるうえに、法令をはじめとする規制や取引慣行・取引手法も複雑多彩で、しかも日々変化しています。そのため、これらの変化をタイムリーにフォローしてPBとしての技能を高めていくことが必要不可欠となります。
そこで、日本証券アナリスト協会ではこうした状況に対応するとともに、PB資格保有者の信認を維持するため継続教育のプログラムを体系的に整備し、あわせて2年ごとの資格更新制度を導入しています。
【プログラムの特徴】
2年ごとの資格更新を前提として、1年間ですべての科目をカバーできる体制となっている。
セミナーやスクールを開催するとともに、距離的制約や業務等の時間的制約から参加が難しい人のために要旨録の提供や動画配信も行っている。
セミナーやスクールなどは、レベル・テーマに応じて幅広く用意されている。
【セミナー等の種類】
PB関連セミナーには、PBセミナー、PB補完セミナー、PBスクール、シニアPBサロンがあります。
①PBセミナー(ロールプレー形式の実戦的セミナー)
現役のPBとして活躍する実務家を講師として、事業承継や相続対策など具体的なケーススタディをもとに講義とグループ・ディスカッションを通じて学ぶ。
投資政策書の作成方法などPBに必要な知識を一通り身につけることができる。
PB資格上級者(プライマリーPB、シニアPB)向け。
②PB補完セミナー(知識を習得するための講演形式セミナー)
ウェルスマネジメント、税金、不動産、リレーションシップ・マネジメント、信託・エステートプランニングなどを中心に、具体的事例を使って実務に直結した内容を学ぶ。
PB資格保有者((PBコーディネーター、プライマリーPB、シニアPB)向け。
③PBスクール(レベルアップを目指す人のためのスクール)
PB資格保有者で1つ上のレベルを目指す人のための土曜日午後半日を利用したスクール。
PB資格保有者((PBコーディネーター、プライマリーPB、シニアPB)向け。
④シニアPBサロン(最高峰スキル保有者のための基調講演&懇親会)
プライベートバンカーとして最高峰のスキルを持つ資格者だけを対象として、知識のレベルアップを図るとともにリレーションシップの構築を目的として開催される。
PB資格取得者は2年の間に所要の継続学習を行い、「継続教育ポイント」を取得する必要があります。
PBコーディネーター 1ポイント
プライマリーPB 15ポイント
シニアPB 15ポイント
※取得ポイントには必須科目などの条件があります。詳しくは日本証券アナリスト協会HPでご確認ください。
例えば、PB補完セミナーを1回受講すると、3ポイント取得できます(事前申込み時の受講料は3,300円)。
したがって、プライマリーPB、シニアPBの保有者であれば、ほぼ毎月1回開催されるセミナーの中から、自分の関心のあるテーマを選んで5回程度受講することになります。
また、「関心のあるテーマだが都合がつかず参加できない」といった場合は、動画配信で後日受講することも可能です。この動画配信を利用すれば、過去のテーマも視聴することができ大変便利です。
さらに、交通費等を考慮して首都圏以外の方には割引制度もあります。
日本証券アナリスト協会の各種セミナーでは、実務家による最新の情報をもとに幅広いノウハウを提供していますので、資格取得後、セミナーを効果的に利用することでより実務に精通したスキルを磨くことができます。
そのため、プライベートバンカー資格は「取ってからが面白い」資格だともいえると思います。
ぜひ、皆さんもプライベートバンカーを目指して、チャレンジしてみてはいかがでしょうか!
テキストはこちらからご確認いただけます。
https://www.tokiwa-ss.co.jp/bookstore/pb/
更に詳しい内容は日本証券アナリスト協会HPをご確認ください。https://www.saa.or.jp/landing/pb/201802/index.html