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ときわんジャーナル

働き方改革により「時持ち」を目指しましょう!!

19.08.01

お知らせ

働き方改革の機運が高まっています!

働き方改革.jpg

20194月から働き方改革関連法が順次適用され、有給休暇の取得が義務化されたほか、残業時間の上限規制が罰則付きで導入されました。厚生労働省の資料によれば、労働時間法制を見直すことにより、働き過ぎを防ぐことで、働く方々の健康を守り、多様な「ワーク・ライフ・バランス」を実現することがその目的とされています。

こうした法制整備の動きを受け、夏季休暇の本番を迎えるに当たって、「上司が率先して休みの予定を入れ、部下が休暇を取りやすい環境を作るよう工夫している」といった話を良く耳にします。

世界の労働時間・国別ランキングをみてみましょう

OECDでは、世界主要国の雇用者一人当たり労働時間を公表しています。2018年のデータをみてみましょう。年間の労働時間が最も長いのは、メキシコで2148時間、お隣の韓国は2005時間、米国は1786時間、日本は1680時間となっています。因みに日本の労働時間を時系列でみますと2000年は1821時間、2010年は1733時間でしたので、労働時間は急速かつ着実に短くなっています。

この数字だけをみますと、日本は働き方改革が進んでいる優等生のようですが、統計の対象にはパートタイマーのような短時間労働者が入っていることに注意しておく必要があります。近時、日本では高齢者や女性の労働力市場への参入が急速に進展しており、それが雇用者一人当たりの年間労働時間を短くしています。すなわち、フルタイムで働く雇用者の労働時間は、この統計に示された程には短くなっていない可能性があるということです。

仕事を終えて、趣味に取りかかれるのは何時から?

OECDの統計を使って各国の労働時間を比較しようとしても、ただ今述べたように限界があります。その一方、私たちの肌感覚として、仕事を終え、気分を変えて習い事をしようとする場合、果たして何時からなら参加できるのでしょうか。

1995年に日本で大ヒットした映画に"Shall we dance"があります。役所広司さん演じる主人公は、ローンを組んで東京の郊外に1戸建住宅を購入しています。職場から離れた帰宅途上の駅前にあるダンス教室に家族に内緒で立ち寄る、という設定ですが、レッスンの開始時間は午後8時でした。

ダンス.jpg

リメイクされたハリウッド版では、シカゴが舞台となっており、リチャード・ギアさん演じる主人公は、午後7時半からレッスンに参加していました。

移動時間にも依存しますので、レッスン開始時間だけで労働時間は判断できません。しかし、米国よりも日本の方が退社時間が遅いことを示唆するふたつの映画の時間設定は、実態にあっていたように思われます。

労働生産性をあげて効率良く働きましょう――目指せ「時持ち」!!

日本で今"Shall we dance"のリバイバル版が作られるとすれば、レッスン開始時間は午後7時か6時半へと早まるのでしょうか。労働法制の整備は進みましたが、現実に成果を上げるためには、経営者をはじめ、雇用者一人ひとりが働き方を根本から変えようという意識改革を進めることも重要です。

お金や物質だけでは満たされることのない「ゆったりと流れる時間」に象徴される「新たな価値観」を大切にしていくことを忘れてはならないということでしょう。「お金持ち」になることに越したことはありませんが、「時持ち」になれれば、もっと幸せな気分を味わえるのかもしれませんね。



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