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19.07.31
こんにちは!ときわ総合サービスのおもてなし担当社員の「ときわん」です。
両替をするときに「お金を崩す」という表現は一般的ですが、お金自体が小さくなるわけではないのに「崩す」というのは不自然、と思う人もいるようです。
また、額面の大きいお金を手にしたとき、もっと少額のお金が欲しい場合もありますよね。
今回は「お金の崩し方」についてのお話です。
お金を崩すという言葉の定義からはじめ、お金の崩し方についての耳寄りな情報をお伝えしましょう!
まず「お金を崩す」という言葉は辞書にも載っている標準語です。
崩すという言葉自体は「大きなまとまりを壊してその形や原形をなくすこと」を言います。
転じて、お金を崩すと表現した場合には高額の紙幣や貨幣から、少額の紙幣や貨幣に交換することをいい、逆に少額の紙幣や貨幣から高額の紙幣や貨幣へ交換するときにはそのまま「両替」と呼びます。
(「両替」は高額⇔少額の双方の交換に使えます。また各国間のお金(米ドルと日本円など)を等価交換することも「両替」と言います)
お金を崩すに近い表現は日本語以外でも使われることのある、グローバルな言葉でもあります。
たとえば英語では
・break A into B→A(より大きい額のお金)をBに崩す
といった形で表現します。
数年前に某SNS内で「お金を崩す、という表現は標準語ではないのでは?」という話題が注目されました。
しかし、先ほども記載したとおり、辞書にも載っている標準的な表現であることは間違いありません。
それでも話題に上がった理由は、最近ではとくにお金の額面に関わらず「両替」という表現を使う人が多く、若い世代では「崩す」という言葉を知らない(知っていても日常的には使わない)という人が増えているからだと言われています。
一部の地域では崩す以外の表現を使う、いわゆる方言が存在する地域もあります。
・北陸地方や東海地方:こわす
・青森:くだく
探せばほかにも表現はありそうですね!
お金の崩し方には次のようなものがあります。
それぞれメリット・デメリットや気を付けたいことがありますので、注意して見ていきましょう。
一番オーソドックスで、手順もわかりやすい方法です。
窓口が開いていれば直接申し込みできますし、両替機を使用する方法もあります。
いずれにしても、一定の枚数以上を交換しようとすると手数料がかかります。
金融機関により多少の違いはありますが、1日100~500枚までは無料(お札の場合はもう少し少ないこともあります)といった上限設定が一般的ですので、ご家庭で使うには十分ではないでしょうか?
また、ちょっとしたお心遣いやお祝い、お年玉などのためにお金を崩すとき「新札でお願いします」というお願いも窓口に在庫があれば対応してくれます。
このように融通が利きやすいことは窓口の利点です。
ただし、ご存知の通り、金融機関の窓口は平日日中のみの営業となりますので、近くに金融機関がない場合は少し不便かもしれません。
最近ではコンビニでもコンビニATMを設置してあるところが増えています。
金融機関の外に設置されているATMでもお金を崩せますので、営業時間中に金融機関に行く時間がなくても安心・便利です。
ポイントは引き出すときに「1000円に両替」という選択肢があるATMを選ぶこと。
おおむね一回に10枚(1万円分)までしか対応できませんが、「ワリカンで会費を支払う」時などには十分です。
ただし、時間外手数料の他に、コンビニATMでは利用料がかかる場合もあるので注意が必要です。
あえて一般的なATMと分けて「ゆうちょ銀行ATM(と一部の金融機関)」と表現したのには訳があります。
その理由は「一度に両替できる枚数が多いこと」です。
一般的なATMでは1度に10枚までが限界ですが、ゆうちょ銀行ATMでは100枚まで引き出せます。
たとえば、引き出すときに3万円、ではなく30千円、と入力すると、千円札30枚が出てきます。
ゆうちょ銀行の口座にあるお金を、ゆうちょ銀行のATMを使って引き出す場合には時間外手数料がかからないことも魅力ですね。
ATMに共通して言えるのが、貨幣の利用ができなかったり、貨幣の利用枚数に制限があったりする点です。
手数料を多少払ってもいいから手っ取り早く希望通りの金額を手にしたい、そして貨幣も取り混ぜて欲しい。という方は銀行などの金融機関窓口が一番、ということになりますね。
たとえばコンビニでレジ横のガムや100円コーヒーを購入して、一万円で支払いをすれば、おつりが両替金となって返ってきます。
手数料を払うくらいなら商品が手元に残ったほうが良い!という人にはオススメ。
自販機を利用する場合なども同様です。
ただ、これを繰り返すとお店に迷惑がかかるので、あくまで良心的な範囲で。
ゲームセンターやガチャガチャコーナーなどに置かれている両替機。
気軽に両替できるので、ついついそのお店を利用しないのに使ってしまいそうになります。
しかし、ゲームセンターなどに置かれている両替機は、そこのサービスを使ってほしくて設置しているものですよね。
両替のための千円札や小銭は両替機を設置した人がその都度手数料を支払って用意しています。
売上がないのに両替機だけを使われると赤字になってしまいます。
100円でも使えばいいんでしょ?といわれそうですが、両替機の利用数で一日の売上を予測している場合もあります。
あくまで目的外の利用は避けるのがマナーです。
たとえば貯金箱が満タンになったとき、どうしますか?
金融機関にお金を預け入れる方が多いでしょうが、そのまま貯蓄をすることを目的にしている人もいれば、貨幣→紙幣の両替に口座入金を利用する人もいますよね。
しかし最近では貨幣の大量預け入れ自体にも手数料がかかる金融機関が増えてきました。
財布の小銭が気になりはじめた段階で、こまめに銀行の窓口や貨幣対応のATMで入金し、必要に応じて紙幣で引き出す、というのが現在のオススメ対応かもしれませんね。
今回はお金を崩す、ということにスポットを当ててみましたが、お金を崩す方法自体は王道から邪道(!?)まで様々あります。
しかし、一部の方法は他の人に迷惑が掛かってしまうことも。
やはり銀行などの金融機関で換金するのが、一番確実、といえそうですね。
それに加えて「少額の両替なら必要に応じてATMを利用することも賢い方法」ということを覚えておくと良いかもしれませんよ。