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19.07.16
こんにちは!ときわ総合サービスのおもてなし担当社員の「ときわん」です。
以前「お金の知識」で、お金にまつわる日本語のことわざをご紹介しましたが、お金が世界中のどこの国でも使われているようにお金にまつわることわざも各国に存在します。
今回は「お金にまつわることわざ・英語編」です。
英語のことわざを通して、お金との付き合い方に日本人と外国人でどんな相違点があるのか、一緒に勉強していきましょう!
日本に限らずどこの国でも、人付き合いとお金の関係は切っても切れないものであり、その付き合い方一つで人生が大きく変わることもあります。
まずはお金の使い方と人間関係について取り上げていることわざを見てみましょう。
⇒金持ちと貧乏では法律が異なる
お金を持っているとより勝率の高い弁護士を雇うことができ、場合によっては法律のグレーゾーンすれすれの判決が出てしまうことも。
一方お金がなければ、たとええん罪であっても覆すのは容易ではありません。
転じてお金のある方が優遇されることもあるというたとえ。
類似表現に"Money is power"(金は権力なり)があります。
日本の類義のことわざ:地獄の沙汰も金次第
⇒愚かな人とお金はすぐに別れる
お金に関する正しい知識がないと、お金をすぐに使ってしまったり、悪い人に騙されてお金を巻き上げられてしまうことのたとえ。
お金を手元に置いておくためにはきちんとした知識と理性のある付き合い方が大切になります。
日本の類義のことわざ:馬鹿の金にあしたなし
⇒金持ちのジョークはいつも面白い
金持ちの周囲にはたくさんの取り巻きが多いことから、ジョークの質がどうであっても笑いが絶えないという皮肉を込めたことわざです。
お金ではなく人柄や才能で笑いの絶えない環境を作りたいものですね。
日本の類義のことわざ:神輿を担ぐ(他人を持ち上げていい気にさせる、という言葉で日本ではいい意味合いに使用することもあります)
⇒友人とは金の貸し借りはしないこと
貸したお金を返して欲しいと催促する側も催促される側も気分は良くないもの。
万一、お金を返せない場合には、感情的なトラブルにも発展しかねません。
大切な友情にひびが入ることがないように、親しい友人とのお金の貸し借りは避けた方が賢明だというのが、先達が得た知恵なのでしょう。
お金を通して自分自身の金銭感覚や価値観を見直すきっかけになることわざをご紹介します。
ネガティブな表現は反面教師として心しておきたいところです。
⇒借金なければ危険なし
借金が膨らめばその利子の返済も必要となり、雪だるま式に貧乏となっていく可能性があります。
小さい借金を繰り返して積み重ねていくと、いざ人生の転機を迎えたときでも、今までの借金で自分の首を絞めてしまうことにもなりかねません。
TVなどでCMをよく目にする「銀行のカードローン」をはじめ、個人が容易にお金を借りやすい環境が整備されてきていますが、借金はあくまでも「未来の自分からの借金」であることを忘れないようにしましょう。
日本の類義のことわざ:あるは借金ないは金(かね)
⇒1ペンスに気を配れば1ポンドは自分の面倒を見る
1ペンスのような小銭を大切にすることで、1ポンドが自ずとやってくる、ということから、小さなことをきちんと積み重ねれば、やがて大きな幸福や成功に出会えることを意味しています。
日本の類義のことわざ:一円を笑う者は一円に泣く
⇒経験はお金を出して買ってでもするべき
苦労を伴う経験は無理をしても体験しておくと、後々その経験が役立つことを意味します。
確かに経験が多いと、その時学んだことを活かして、そのあとの困難に立ち向かうことができるようになります。とは言っても、しなくてもいい苦労は避けて通りたいもの。そのバランスも重要かもしれませんね。
日本の類義のことわざ:(若い頃の)苦労は買ってでもしろ
ことわざは人々の日々の生活から自然に発生した言葉で、自然と語り継がれてきたものです。
一方、名言・格言は発信者が明らかになっており、その人の生き方や考え方を垣間見ることができ、聞いた人ののちの人生の指針となることもあります。
ことわざと一緒にお金にまつわる名言・格言確認してみると、お金との付き合い方がより身近なモノになりそうです。
⇒時は金なり
(イギリスの政治家:ベンジャミン・フランクリン)
もう説明が要らないくらい、世界中で有名な格言ですよね。
日本では割とマイルドな意味合いですが、もともとは経済学的なアドバイスとして「もしある仕事を選んだ時、それを選ばなかったときに失うお金=機会損失の概念」から生まれたアドバイスでした。
そこから転じて、時間はお金と同じくらい大切。
時間を有効に活用することでさらなるお金を生み出すことができる、という意味になります。
時間もお金もどちらも大切なものだからこそ、上手く付き合っていきたいものです。
⇒お金のための仕事なら、それは貧しい仕事だ
(自動車会社フォード・モーターの創設者:ヘンリー・フォード)
もちろんお金は生活をするために必要で、少しでも多くもらえたら嬉しいでしょう。
しかし、お金を稼ぐことが目的になったらそれは「貧しい仕事」といえます。
企業戦士となるのも一つの生き方ですが、稼いだお金で心にゆとりのある生活を送ることや、お金以外の目的で向き合える仕事を見つけることが理想です。
⇒銀行とは、金を借りる必要がない事を証明できる者にだけ金を貸す所である
(イギリスの俳優:ボブ・ホープ)
貧乏でお金が本当に必要な人は、なかなか融資を受けにくい現実があります。
いざというときにお金に困らないように、普段から心がけて生活しましょう。
なお、聖書の言葉で"The borrower is slave to the lender"(借りる者は貸す者の奴隷)という言葉もあります。
お金を借りなければならない状態になるべくならないよう、普段から節約・倹約に努めることも大切です。
お金の使い方やお金との距離感は人それぞれです。
ですが、世界中に広まっているお金にまつわることわざ・格言に通じるのは「お金は大切、でもお金の距離感を適切に保つことも大切」ということです。
お金との距離感を誤ると人生を大きく狂わせてしまいかねません。
先人の言葉を胸に、お金と適切な付き合い方を目指せると良いですね。