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19.11.25
家計簿製作会社が集まって設立した『家計簿普及促進委員会』が主催の第二回「家計簿の夕べ」が、2019年11月20日に東京都中央区日本橋茅場町の「フィンゲート・カヤバ」で開催されました。【家計簿普及促進委員会とは】
アプリ、紙ベースであるかを問わず、「夢をかなえ、豊かな暮らし、安心できる家計を実現するツール(道具)として、家計簿をうまく活用してもらえれば嬉しい」という趣旨で、マネーフォワード、Zaim、マネーツリー、スマートアイデア、婦人之友社、ときわ総合サービスが参加して、2018年11月に設立されました。
『家計簿の夕べ』は、「これからの日本を支えていくお金に興味を持っている若い男女を主な対象として、改めて家計簿の意義を考える材料を提供することにより、家計簿に興味を持ってもらう。それとともに、最終的にはどのツールを使うかにかかわらず、家計簿をつけることにより家計のムダを見つけ日常生活を改善し、貯蓄上手になろう!」という問題意識を参加者で共有することを目的に昨年から開催しております。今回はその第二回目となりました。
第1部 日本証券業協会の基調講演「将来に備えたライフプランと資産運用」
将来に備えたライフプランを検討する必要性と、そのための資産運用の活用について話がありました。日本人は特に投資に対する意識が低いそうで、その理由は"投資"に対する印象として「なんとなく怖い」、「自分には十分な知識がない」と考えている若年層が非常に多いからだそうです。そのため、「資産運用の基礎知識をつけて、余裕資金から運用を始めてみましょう。また、そのためには家計簿で家計の管理をすることが重要です。」との説明がありました。
第2部 委員会構成企業メンバーによるパネルディスカッション
「老後不安への対応としての家計簿」と題して、幅広い"きんゆう"をテーマに女子会を開催している「きんゆう女子。」メンバーからの質問に対して、パネラーの皆さんに答えてもらいました。
「家計簿が続きません・・・。どうしたらいいですか?」
とにかく完璧を目指さないこと。細かいことは気にせず楽しんでやってみましょう。
「家計簿をつけると老後に役立ちますか?」
家計簿をつけてお金の流れを「見える化」することで漠然とした不安から解放され、ライフプランニングの道筋が見えてきます。
「本とアプリでは、それぞれどういう人に向いていますか?」
書くことが好きで楽しみながらできる人は本のタイプ、一方、きっちりやるのが苦手という人はアプリが便利です。
なお、アプリのセキュリティ対策については、各社とも最優先に考えて対策を講じているとのことでした。
パネルディスカッションの最後には、家計簿を始めてみようと思っている参加者に対し、「自分の大事な時間を費やして得たお金なので、家計簿を付けることで価値ある使い方をしましょう。」「お金の問題は自己責任であり、誰も助けてくれません。早く始めることが大事です。」「紙の家計簿とアプリの家計簿の両立というスタイルも有効です。アプリで付けたものを紙の家計簿に書き込むことで意識するようになります。」というメッセージをいただきました。
今回後援いただきました、金融庁と金融広報中央委員会では、金融リテラシー教育を重要課題と捉えているそうで、今回の家計管理の普及活動に対して賛同をいただきました。
第二回目となった今回のイベントには、前回を上回る多くの方にご参加いただき、会場は満席となりました。「家計管理が重要だと分かってはいるけれど、なかなか始めらない・・・。」そのような方々が多くいらっしゃるのだと実感しました。ご参加いただいた皆様にとって、「難しく考えず、とにかく始めてみよう!」と前向きにとらえてもらう機会となったことを願っております。
【きんゆう女子。とは】
「経済や金融に前向きに関わることでお金にとらわれず、自由で等身大に生きる」をコンセプトにした、金融ワカラナイ女子のためのコミュニティ。2016年3月に株式会社TOE THE LINEが運営スタート。現在メンバーは2,300人ほどに上る。(2019年11月27日現在)