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20.01.20
こんにちは!ときわ総合サービスのおもてなし担当社員の「ときわん」です。
レトルトカレーは十数年前から種類が増え始め、市場規模は700億円を優に超えているようです。その中でも、地元の特産物――イカ、明太子、牛タン、地鶏など――が具に入ったカレーの人気がここ数年高まっています。色々な地域で経済活性化のために「ご当地レトルトカレー」が作られており、その種類はなんと2000種類とも言われています。
旅行でその土地を訪れなくとも、ネット通販で手軽に購入することができるようになりましたし、各地のレトルトカレーを図書館の本棚さながらに陳列・販売している「レトルトカレー専門店」も人気を博しています。
ボクの生まれたこの日本橋本石町(にほんばし ほんごくちょう)でも、カレーにまつわる、連綿と語り継がれている「都市伝説」があります。皆さんに内緒で紹介しますね。ここだけの話ですよ。
伝説の始まりは、あの懐かしい「昭和」の時代です。本石町の「とある企業」では、給料日の昼食にカレーライスが提供されており、社員からは「給料日のカレー」などと呼ばれていたそうです。このカレーは、好き嫌いの少ない万人受けする中辛味で、豚肉や野菜などの具材が沢山使われており、明るい黄色をしていることが特徴だったそうです。ボクのおばあちゃんが作ってくれたカレーのイメージかなぁ?
ボクはお父さんから、「給料日は昼食を外でとる社員が多いため、量の調整が容易なカレーライスが供出されることになっているそうだよ」との解説を聞いた記憶があります。真偽のほどは不明ですが......。
その後、その企業においても、社員食堂の充実に伴い、複数の定食や麺の提供が始まり、カレーライスも特設コーナーにおいて、日替わりで様々な種類が提供されるようになったそうです。つれて「給料日のカレー」も姿を消します。そうした中、「平成」の時代になって、かつて「給料日のカレー」を作っていた職人さんが定年退職となることを契機に、その復刻版が何回か社員食堂のテーブルを特別に飾ることとなったとの噂話を耳にしました。
この「給料日のカレー」のレシピは当該企業の社内で広く公開されていたそうです。ボクの会社のスタッフが、その門外不出と言われていたレシピを密かに入手し、今般、「令和」の時代の「日本橋本石町カレー」を創り上げました。
レシピを忠実に踏襲しつつも、中身を「量的」にも「質的」にも充実させ贅沢に復刻してあります。これまで多くの「ご当地カレー」を味わってきたプロの見立てでも、「日本橋本石町カレー」はその中でもトップクラスの出来栄えというコメントを貰ったそうですよ。皆さんも是非味わってくださいね!