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ときわんジャーナル

常盤橋と常磐橋

20.02.19

お知らせ

「常盤橋」は、江戸と浅草を結び奥州道に連なる交通の要衝(ようしょう)として、1590年に日本橋川に架けられた木造の橋がそのルーツとなります。当時は「大橋」や「浅草口橋」と呼ばれていました。

江戸時代に入ると改名の命を受けた筆頭町年寄の奈良屋市右衛門が、自宅に寄宿していた浪人から「常盤」の名前を進言され、これをお上に献上しました。その時以降、この橋は大正時代まで「常盤橋」と呼ばれることとなります。

「常盤橋」の名前の由来は、「金葉和歌集」第一巻の「色かへぬ松によそへて東路の常盤の橋にかかる藤波」からとも、あるいは松の常盤(=永久不変なこと)にかけて徳川(=松平)の治世の存続を願ったからとも言われており、定説は定まっていません。

明治に入り文明開化を迎えた東京では、木橋を石橋に架け替える工事が展開され、常盤橋も1877年(明示10年)に当時としては先駆的な意匠をもった石橋に改築されました。

昭和の時代(1926年)になると、関東大震災の復興道路として常盤橋の下流に「新しい常盤橋」が架橋されました。この頃より旧常盤橋には、「皿」だと割れるので縁起が悪いとことから「盤」ではなく「磐」の文字が充てられるようになったと言われています。

現在の常磐橋・常盤橋周辺をみますと、「新しい常盤橋」は現役の車道橋として使用されており、交差点名も常盤橋交差点となっています。

新常盤橋src_16508280.jpg

一方、元祖「常磐橋」は歩行者専用の橋として、一帯は公園もあり憩いの場となりました。「常磐橋」は明治初頭に架橋された、唯一都内に現存する石橋として、当時の橋梁技術、デザインを現在に伝える歴史的価値の高い建造物となっています。



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