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ときわんジャーナル

夏のボーナスは使うよりも貯めます!

17.06.30

暮らしと経済豆知識

(2017年夏のボーナスは前年比減少)

 人手不足感が強まる中、この夏のボーナスは増えているのでしょうか?日本経済団体連合会の調査(第1回集計結果<82社>、対象は従業員500人以上の上場企業)によると、総平均で917.9千円、前年比▲4.56%と2012年以来5年振りにマイナスになったようです。今年の春闘は、4年連続で賃上げ額が7千円を超え、上昇率が2%を超えたようですが、業績に先行き不透明感がある中、ボーナスについては給与の伸びほど増やすことができなかったということでしょう。

 水準としては、2年連続して90万円台を維持しています。業種別にみると、自動車が995.4千円(前年比は▲6.53%)、電機が846.3千円(同▲0.96%)、化学が840.3千円(同+2.60%)、繊維が822.1千円(同+1.26%)となっています。

(消費者はボーナスを使わずに貯める意識が強い)

 こうしたボーナスの支給状況の下で、消費者は夏のボーナスをどのように使おうと考えているのでしょうか。消費者庁が定期的に実施している「物価モニター調査」(対象は全国47都道府県の2,000人)の中で、今夏のボーナスの使い方について調べていました。その結果をみると、「貯蓄」と答えた人が全体の43.3%ともっとも多くなっています。次いで「旅行」22.8%、「ローンの支払い」20.2%、「教育関連費」18.5%、「家電製品・パソコン・通信機器」10.3%の順となっています。なお、「特に決めていない」人の割合も23.1%とかなりのウエイトを占めていますので、最終的にどのような使い方になるかはわかりません。

yamatyan48-1.png (出所:消費者庁「平成29年6月物価モニター調査結果」より)

 

4割強の人がボーナスは使わずに貯めるという意識を持っているのは、緩やかとはいえ物価の上昇が見込まれる中で、先行きの不透明感からなかなか消費に向かえず、防衛的になっている面があるのではないでしょうか。また、若い人を中心に将来の年金や社会保障に関する不安が強まっているとの声も聞きます。消費税の引き上げや社会保障に関し、より明確な方向性が打ち出されることが大切だと考えられます。

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