<第42回> 65歳の平均余命は約20年、老後の過ごし方が大事ですね!

    (平均寿命がまた延びました)

  •  厚生労働省が先週(3/1日)発表した第22回生命表(平成27年、完全生命表)<注>をみると、男性の平均寿命は80.75年と前回(第21回、平成22年)を1.20年上回り、女性は86.99年で前回(同)を0.69年上回りました。
    <注> 完全生命表とは、国勢調査による日本人人口の確定数、人口動態統計の確定数(死亡数、出生数)を基に5年に1度作成されており、それ以外の年は簡易生命表が作成されています。
  •  平均寿命の推移をみると、戦前は50年を下回っていましたが、昭和22年の第8回生命表で男性が50.06年、女性が53.96年と50年を超えました。その後、男性は昭和30年の第10回生命表で60年、昭和50年の第14回生命表で70年、今回の第22回生命表で80年を上回りました。女性は、昭和25-27年の第9回生命表で60年、昭和35年の第11回生命表で70年、昭和60年の第16回生命表で80年を上回っており、男性に比べて長寿となっています。
    主な年齢の平均余命の年次推移(完全生命表)

    (出所:厚生労働省 「第22回生命表(完全生命表)」より
  •  第一次ベビーブームの団塊の世代が生まれた頃は、平均寿命自体が50年から60数年でした。現在、その世代は60歳台後半から70歳に差し掛かっていますが、65歳の平均余命は男女で違いはあるにせよ20年前後に延びています。仕事はリタイアしていてもノウハウや経験が豊富な世代の方々ですから、これからの老後を自分のため、社会のためにいかに過ごすかが大事ですね。
  •  最後に、平均寿命の国際比較を見てみましょう。日本は上述のとおり、男性80.75年、女性86.99年ですが、アメリカ(2014年)は同じ順で、76.4年、81.2年、ドイツ(2013-2015年)は78.18年、83.06年、フランス(2015年)79.0年、85.1年、イギリス(2013-2015年)は79.09年、82.82年、イタリア(2015年)は80.115年、84.606年となっており、日本が主要国の中では一番の長寿国ということができます。
    平均寿命の国際比較

    (出所:厚生労働省 「第22回生命表(完全生命表)参考資料」より