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ときわんジャーナル

バーゲンセールの歴史は江戸時代から?バーゲンセールの種類も紹介

22.11.15

お金の知識

こんにちは!ときわ総合サービスのおもてなし担当社員の「ときわん」です!


年末年始や夏の時期に開催されることが多い「バーゲンセール」。

バーゲンセールの広告やチラシを見ると「何だかテンションが上がる!」という方も多いのではないでしょうか?


消費者にとってバーゲンセールは、欲しいものが普段より安く手に入る機会。

それゆえ購買意欲が高まる特別なイベントでもあります。


バーゲンセールの起源は諸説ありますが、江戸時代には現代と同じような催し物も存在していたとされています。

今回はバーゲンセールとは何か、日本での歴史やバーゲンセールの種類についてご紹介します!



バーゲンセールとは?意味や由来を確認

そもそも「バーゲンセール」とは何か、まずは意味と由来について確認しましょう。


日本のバーゲンセールは、デパート(百貨店)などの小売店が商品の値段を定価より下げて売り出す行為、大規模な安売りイベントなどを指しています。

「バーゲン」と略されることもあり、日本語ではバーゲン自体に「安売り」や「特売」の意味があります。


一方、日本語の由来となった英語の「bargain(バーゲン)」には、日本語のような安売りイベントといった意味はありません。

「掘り出し物」や「お買い得品」といった『もの』を指す言葉で、ほかには「取引」や「契約」などの意味で使用します。


英語で日本語のバーゲンセールを表す際は【bargain】ではなく、「販売」や「売り出し」を指す【sale】を使うのが一般的です。

日本語と英語でニュアンスに違いがあることも、覚えておきましょう。

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日本のバーゲンセールの歴史は呉服店の発展にあり!

英語の「bargain」が語源となった日本のバーゲンセール 。

今では当たり前にバーゲンセールの文字を広告やチラシで目にしますが、その始まりはいつなのか?

日本のバーゲンセールの歴史について見ていきましょう。



バーゲンセールの始まりはいつ?

バーゲンセールの始まりには諸説あり、その起源ははっきりしていません。

1895(明治28)年10月19日に、百貨店・大丸の前進である大丸呉服店が、東京で冬物の大売り出しを行ったことを始まりとする説(10月19日はバーゲンの日といわれています)や、1923(大正12)年8月5日に東京の三越日本橋本店が開催したものを、百貨店初のバーゲンセールとする説などがあります。


なお、1908(明治41)年3月15日に、東京の松屋呉服店(現在の百貨店・松屋)で開催された特売を、当時の大衆紙「東京二六新聞」が大きく取り上げています。

そこには、「日本に前例なきバーゲンデイ」という言葉が使われており、有力な宝飾・時計店や化粧品店など、呉服以外の商品を扱う他のお店と一緒に行われたことも記されています。


多くの呉服店が明治時代の「デパートメントストア宣言」を機に、百貨店へと転換。

多様な商品を扱う西洋スタイルのバーゲンセールへ変わるきっかけにもなりました。



バーゲンセールの起源は江戸時代

現在の百貨店(三越、大丸、松屋、高島屋など)は、ほとんどが呉服店を出自としています。

呉服店では、江戸時代から1年に2回(春・秋)と、お正月の初売り、商売の神様であるえびす神をまつる祭事(えびす講)の時期に合わせて「大売出し」を行っていました。


呉服店の越後屋(現在の三越)や大丸屋(現在の大丸)などでは、冬物の売り出し時期に1年で裁ち余った生地を袋に詰めて(越後屋ではこれを「恵比寿袋」と称して)販売。

安く売ったところ評判となり、お正月の福袋の原型になったともいわれています。


明治時代には、鶴屋呉服店(現在の松屋)や、いとう呉服店(現在の松坂屋)なども福袋を販売しています。

いとう呉服店の福袋「多可良函(たからばこ)」は、雑貨小物など数種類が入ったお値段もお得な内容で、お正月の初売りには開店前から多くの人が行列をつくり購入したと伝えられています。


呉服店の歴史を紐解くと、江戸時代の「大売出し」や福袋が、現在のバーゲンセールの時期や内容とリンクしていることが分かりますね。



歴史あるバーゲンセール、現在はどんな種類がある?

日本のバーゲンセールは今まで、夏季(7月上旬~)と冬季(年明けの1月上旬~)の1年に2回程度開催されるのが一般的でした。


しかし、最近は1年を通して下記のようにさまざまなバーゲンセールが開催されています。

  • ・クリアランスセール
  • ・グランバザール
  • ・◯◯セール
  • ・◯◯バーゲン
  • ・◯◯市
  • ・初売り
  • ・創業祭
  • ・ブラックフライデー
  • ・サイバーマンデー
  • ・閉店・改装セール
  • ・開店・記念セール など


例えば、クリアランスセールは在庫一掃や整理のための売り出しです。

季節商品の入れ替えや棚卸処分が目的で、残っている商品のサイズが限られていることもあります。


ブラックフライデーは、アメリカの感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日から週末にかけて実店舗で行われるバーゲンセール。

1960年代からアメリカで行われるようになり、1970年代には全米中に広まったといわれています。

日本ではアメリカの日程より1週間ほど早く開催される場合もあります。


「サイバーマンデー」もアメリカ発祥のバーゲンセールです。

こちらは感謝祭の翌月曜日からオンラインショップで開催される大規模セールで、2005年頃から始まりました。


バーゲンセールは、江戸時代の商人が売れ残った商品の消化を兼ねて行った催しが発端。

売り手と買い手が対等な関係で利益を得られるからこそ、魅力的で人を引きつけるのかも知れません。


今も昔も「欲しいものを安く買いたい」「良いものをお得に手に入れたい」という消費者の欲求を満たしてくれるイベントですが、選択肢が増えた現代では、本当に必要なものを慎重に見極めて購入することも大切です。



歴史あるバーゲンセールは今も昔も欲求を満たしてくれるイベント

日本のバーゲンセールは、デパート(百貨店)などの小売店が商品の値段を定価より下げて売り出す行為、大規模な安売りイベントなどを指しています。

日本語ではバーゲン自体に「安売り」や「特売」の意味がありますが、英語の「bargain」には日本語のような意味はありません。


その起源には諸説あり、1895(明治28)年10月19日に百貨店・大丸の前進である大丸呉服店が、東京で冬物の大売り出しを行ったことを始まりとする説、1923(大正12)年8月5日に東京の三越日本橋本店で開催されたものが、百貨店初のバーゲンセールという説などです。


現在の百貨店の出自である呉服店では、江戸時代から1年に(春・秋)2回と、お正月の初売り、えびす神をまつる祭事(えびす講)の時期に合わせて「大売出し」を行っていました。

また、冬物の売り出し時期には、1年で裁ち余った生地を袋に詰めた福袋の原型も販売。

呉服店の歴史を紐解くと、江戸時代の「大売出し」や福袋が、現在のバーゲンセールとリンクしていることが分かります。


新しいスタイルのバーゲンセールが増えている今、効率的にお買い物を楽しむためには事前の準備が大切です。

今も昔も消費者の欲求を満たしてくれるイベントですが、選択肢が増えた分、本当に必要なものを慎重に見極めて購入するようにしましょう。

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