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20.05.28
プライベートバンカー資格の魅力についてご紹介する第2回目のテーマは「プライベートバンカー(PB)資格の試験制度はどうなっているの?」です。
まずは、PB資格とよく比較される資格にFP資格がありますが、両者の違いを見てみましょう。
【FP資格】
・主に一般の家計を対象にパーソナルな金融知識の習得を目的としている。
・家計診断、住宅ローン相談、老後資金準備など顧客のフロー資金での生涯収支をみるライフプランに重点を置いている。
【PB資格】
・オーナー経営者を顧客対象に専門的なアドバイスができるよう的を絞っている。履修する科目同士が結びついて総合的な問題解決を目指す全体最適を求めているので、よりビジネスに直結した内容となっている。
・顧客個人の生涯収支にとどまらず、ファミリーまで含めたストック資産や相続、事業承継など多世代にわたってのアドバイスやコンサルティングを目的としている。
この両資格の特徴を見てみると、どちらもビジネスにおいては重要なスキルです。そのため、両資格の知識を融合して実践的に利用できれば、顧客からの信頼度も一段と高まるのではないでしょうか。
試験は初級レベルの「PBコーディネーター」、中級レベルの「プライマリーPB」、そして上級レベルの「シニアPB」と3ランクがあります。
皆さんが一番気になるのは、各試験はどの程度の難易度なのかという点だと思います。
日本証券アナリスト協会のスタディガイドによると、初級レベルの「PBコーディネーター」はFP資格の3級~2級、中級レベルの「プライマリーPB」はFP資格の2級~1級、上級レベルの「シニアPB」はFP資格の1級以上をイメージしているとのことです。
一概に比較できないかもしれませんが、FP資格を取得している方であれば、PB資格に必要な基礎知識の一部はすでに持っていますので、ある程度スムーズに学習が進められるのではないかと思います(私の経験からの感想です)。
試験学習というと、年数回開催される試験日から逆算してスタートするという試験が多いと思いますが、PB試験はほぼ毎日受験することができます。
PBコーディネーターとプライマリーPBはコンピューター試験で、全都道府県100か所余りの会場で、年末年始・祝祭日等を除きほぼ毎日受験できるのです。(シニアPBは年に2回実施される筆記試験になります)。さらに、試験結果は会場で即座に確認ができます。
つまり、思い立ったらすぐ学習を始められるのですが、逆にいつでも受験できると思うとなかなか学習ペースが上がらないという可能性もあります(これも私の経験です・・・)。
したがって、学習期間を自分なりに設定して、受験申し込みを済ましてしまうことをお勧めします。学習ペースを自分で決められるという点では非常に受験しやすい資格だと思います。
次回は、各レベルの特徴や受験対象者をご紹介していきます。
更に詳しい内容は日本証券アナリスト協会HPをご確認ください。
https://www.saa.or.jp/landing/pb/201802/index.html