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ときわんジャーナル

【第3回:川柳deやりくり】孫が来て思い出残し諭吉去る

20.05.21

お知らせ

孫が来て思い出残し諭吉去る(東京都/鈴木志津子さん)

2019年度(お題は「情」)の銀賞受賞作品です。

お孫さんが遊びに来てくれることを、今か今かと待ち望んでいる、おじいちゃん、おばあちゃんが何と多いことか。

それだけに久方振りで再会したお孫さんには、お小遣いを弾んだり、一緒にご馳走を食べに行ったり、おもちゃや絵本をプレゼントしたりと、出費が嵩むもの。

お孫さんとの楽しい時間を共有できた喜びは何ものにも代え難いとしても、気がつけば、数万円以上を使っていたという経験をされた方も少なくないことでしょう。この川柳には、こうした祖父母の気持ちが上手に歌われています。

200521福沢諭吉.jpg

今回のコラムでは、孫への出費の現状やお年玉の実態を見てみましょう。

孫に対する出費の現状は?

孫に対する出費について、ソニー生命が実施した「シニアの生活意識調査2017」を見てみましょう。孫がいるシニアに、この1年間で孫のどのようなことにお金を使ったか聞いたところ、次のような回答が寄せられたとのことです。

200521孫1.png

続いて1年間に孫のために出費があった人にその金額を聞いたところ、「5万円~10万円未満」とする回答が22.6%と最も多く、平均金額は約11万6千円となりました。

電通が行った同様の調査「育G(イクジイ)調査:2012.3.31」を見ても、孫に対する年間支出額は平均11万円とほぼ同じ水準になっていました。

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お年玉の出費はいくら? 

孫への出費に関し、何と言っても一番に思い浮かぶのはお年玉!
孫へのお年玉について、住信SBIネット銀行が行った「お年玉に関する意識調査2020」によれば、お年玉をあげる予定がある人に平均支出予定額を尋ねたところ、約26,600円との回答が得られました。

一方、お年玉を貰う小中学生を対象として、バンダイが実施した「小中学生のお年玉に関する意識調査(2018.1.30)」を見ると、小中学生の97.3%がお年玉を貰っており、そのお年玉の平均額は約24,400円でした。平均額を年齢別に見ると、小学生が21,400円、中学生が30,500円となっています。

この二つの調査から見る限り、お年玉への出費は平均して、24,000円~27,000円といったところでしょうか。

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適正なお年玉の相場はおおよそどれくらいなのでしょうか?

「お年玉を弾みたいのはやまやまだが、小さい子供に大金を渡すことも憚られるし・・・・・・」という悩みは誰しもが経験すること。個々人の事情により金額は当然異なってくると思いますが、参考までに世間相場を調べてみました。その結果はおおよそ下記のとおりです。( )内は孫の場合

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小中学生は貰ったお年玉を何に使っているの?

小中学生にお年玉の使い道を聞いたところ(上記バンダイ調査)、1位は貯金(37.7%)、2位はゲーム機・ゲームソフト(27.7%)、3位はおもちゃ・カードゲーム(21.8%)となりました。

貯金が1位になるとは、小中学生は随分としっかりとしていますね。頼もしい限りです。

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小中学生が正月に楽しかったイベント

上記に続き、小中学生に正月に楽しかったイベントを聞いたところ、1位はお年玉を貰った(56.9%)、2位は祖父母の家に遊びに行った(39.6%)、3位は初詣へ行った(22.7%)となっていました。

祖父母が正月に可愛い孫に会えることを楽しみにしているだけでなく、孫の方も優しいおじいちゃん、おばあちゃんに会えることを楽しみにしている様子が窺われ、温かい気持ちになれますね。

孫や子供との金銭に関する理想的な距離の取り方とは?

これは中々難しい問題です。孫への資金負担を巡って、親子の間柄が上手くいかなくなったという話も、実際良く耳にします。

あくまでも一般論ですが、「孫に贅沢を覚えさせないように気をつける」のは当然として、「子供から孫への教育費の援助を求められたとしても、孫の教育は子供(親)が行うという大前提を外さない」ように注意したいものです。

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重要なことは、祖父母にも老後の資金が必要な訳ですから、孫に対する両親と祖父母の負担に偏りが生じないよう気をつける必要があるということです。

やりくり上手な賢い祖父母であれば、一歩進んで、「必要な老後資金を子供に情報公開したうえで、3世代の適正な資金負担を子供と考えてみる」ことにチャレンジしてみては如何でしょうか。

1万円紙幣の肖像画は「諭吉」から「栄一」へバトンタッチされます!

小売店での決済などにはキャッシュレスが普及してきました。しかしながら、お年玉を現金ではなく、図書カードなどキャッシュレス手段で渡すのは、前記住信SBIネット銀行の調査によれば、3%程度とまだまだ少数派。諭吉さんのような紙幣、それも新札が主役のようです。

さて、その1万円紙幣の肖像画は1984年から福沢諭吉が採用されています。2004年の改刷では、千円紙幣は夏目漱石から野口英世に、五千円紙幣は新渡戸稲造から樋口一葉に代りましたが、福沢諭吉は「続投」となりました。

それが2024年度の上期中を目途に実施される改刷において、1万円紙幣の肖像画も渋沢栄一にバトンタッチされることとなりました。

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改刷の詳しい背景等について知りたい方は、「ときわんジャーナル:お金の知識(2024年度上期中の新紙幣発行。早いタイミングでの公表には理由があります。)」をご覧ください。

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