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20.06.03
プライベートバンカー資格の魅力についてご紹介する第3回目のテーマは「プライベートバンカー資格どのレベルからチャレンジする?」です。
各レベルの特徴をお伝えしますので、皆さんの知識レベルや経験、職場での役割に応じて参考にしていただければと思います。
【レベルは?】
金融および金融商品に関する全般的な知識と税金、不動産、信託、相続の基礎的知識に加え、顧客との信頼関係を築くリレーションシップ・マネジメント、職業倫理の基本をマスターすることが必要です。
【合格率は?】
7科目から出題される総合試験となっており、合格率は76.4%(2020年3月現在)。
【受験対象者は?】
誰でも受験できますが、金融機関でこれからセールス部門の経験を深めていく人、一般の会社で仕事上、金融や税務、不動産や相続などの知識を身につける必要がある人などが対象です。FP3級取得者が次に目指す実践的な資格としても最適です。
【レベルは?】
資産運用に関する基礎知識を実務面から問うとともに、相続・事業承継、不動産、税金、信託・エステートプランニング等の理解が不可欠です。マス富裕層については、実務に要する基本知識が問われますし、リレーションシップ・マネジメントのスキルと職業倫理に関する知識も必要です。
【合格率は?】
7科目を3単位に振り分けており、3単位すべてを取得したら資格が認定されます。
合格率は3単位合計(延べ)67.5%(2020年3月現在)。
【受験対象者は?】
誰でも受験できますが、ある程度この方面に基本的な知識を持った人でないと難しいと思われます。金融機関でいえば、プライベートバンキング部門の担当の方、あるいは営業店である程度のセールス経験があり、それなりの学習をしている方、またいずれPBの分野で活躍することを目指す方などです。FP2級取得者が次に目指す実践的な資格としても最適です。
【レベルは?】
プライベートバンカーとして全体最適な提案力が問われます。試験課題である筆記試験の内容は「投資政策書」の作成です。日本証券アナリスト協会HPに掲載されている「投資政策書作成ガイド」を読み、顧客の心に響く「投資政策書」とはどういったものかをよく理解する必要があります。(2020年6~7月頃に、学習用テキスト「仮:顧客のための総合提案書の作り方」の発売を予定していますので、さらに学習しやすくなります!)
【合格率は?】
筆記試験に合格し、かつ2年間の実務経験を有する方がシニアPB資格に認定されます。合格率(資格認定率)は22.4%(2020年3月現在)。
※実務経験の捉え方については、日本証券アナリスト協会のHPをご確認ください。
【受験対象者は?】
受験できるのは、プライマリーPB資格保有者、またはCMAです。PB資格のいわば柱でありPB業務に本格的に携わる方には必須の資格です。金融機関にあっては、プライベートバンキング部門の管理職ないしリーダーとして活躍することを想定しています。また、税理士や公認会計士あるいはFPの方々が実践的なノウハウを磨いていくのにも効果的です。プライマリーPBを取得された方や、FP1級取得者が次に目指す実践的な資格として最適です。
PBコーディネーターは1回の試験で7科目が総合的に問われるため、基本的な理解が求められるのに対し、プライマリーPBは7科目が3単位に振り分けられていて3単位すべての合格が必要です。そのため、問われる内容も実務を想定した内容となってきます。
あくまでも私の経験からですが、まずはPBコーディネーターを受験して7科目全体の基本を習得し、次にプライマリーPBを受験してさらに知識を掘り下げていくことをお勧めします。PBコーディネーターは合格率が8割近くあるのでチャレンジしやすいと思いますし、合格できればその後の学習の励みにもなると思います。
次回は、各ランクを受験するにあたっての学習のポイントをご紹介します。
更に詳しい内容は日本証券アナリスト協会HPをご確認ください。
https://www.saa.or.jp/landing/pb/201802/index.html