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22.08.26
こんにちは!ときわ総合サービスのおもてなし担当社員の「ときわん」です!
企業の株式に投資した時に恩恵として提供される「株主優待」。
実は、金券や割引券以外にも面白い株主優待があることをご存じですか?
今回は、面白い株主優待についてのお話です。
そもそも株主優待とはどんな制度なのか、株主優待の種類、株主優待を選ぶ時の注意点についてもあわせてご紹介します!
株主優待とは、企業が株主に対し「投資してくれてありがとう!」という感謝の気持ちからプレゼントを贈る(優待する)制度です。
明治時代に鉄道会社が導入したのが始まりと言われており、大正時代には劇場や百貨店にも広がったようです。
株主優待制度は、現在では上場企業の約1/3に当る約1,500社が導入しています。
株主優待制度のメリットは、株主と企業の両方がWin-Win(ウィンウィン)になること。
株主にとっては、企業から優待品や割引券がプレゼントとして貰えたり、お得にサービスを利用できることがメリット。
企業にとっては、自社株を長期間にわたって保有してもらうことで、株価の安定・買収対策・市場昇格などさまざまな面で有利になる点が大きなメリットです。「長期保有優遇制度」を取り入れている企業もあります。
株主優待券をきっかけに、株主と友好な関係を築くことができれば、自社のファンになってもらえる可能性も広がります。
企業によって株主優待の内容は異なり、ユニークなものも多数あります。
次にさまざまなバリエーションをご紹介していきますね!
株主優待には、主に以下のような種類があります。
株主優待は企業によって優待内容が異なります。
どのような株主優待制度があるかは、証券会社のホームページに人気ランキング等が掲載されていますので、参考にすると良いでしょう。
ジャンルごとに人気のものや特徴があって面白いものをご紹介しますので、自分に合う株主優待があるかチェックしてみましょう!
株主優待として人気があるのはQUOカードです。
QUOカードはコンビニ、書店、ドラッグストアなど多くの場所で使うことができます。
また有効期限がなく、残金を次回に使いまわせるのも嬉しい点です。
QUOカードには魅力的なデザインのものが多くあります。人気キャラクターや、アイドルグループ、タレントなどの写真がプリントされているものもあり、使うのが惜しく感じられるかもしれませんね。
最近はネットで使える電子マネーがもらえる株主優待も出てきています。
他にも、グルメカードやホテル食事券、卵やお米など食品のギフト券、新聞購読券、レジャー施設のパスポート券など、バリエーションは豊富です。
映画好きな人なら、映画を無料で鑑賞できる優待券もありますよ。
映画の配給興行や不動産賃貸を行う会社が提供している株主優待で、無料で映画を観られるだけでなく、飲食チェーン店やホテルの優待割引までつくお得な優待券もあるようです。
また、全国各地にリゾートホテルを構える総合不動産会社の株主優待では、ホテルへの宿泊、ゴルフ場、スキー場、スポーツジムの利用優待券をもらえるところが多いです。
特定のリゾート地だけではなく、全国で使える便利なものもあります。
ブライダル関連の企業で、結婚式場で披露宴の料金を割引するという優待券もあるようです。
例えば、自社の食品の詰め合わせだったり、化粧水やシャンプーなど美容系の商品であったり、玩具会社の株主優待では人気のラジコンや人形、ゲームソフト・DVDなどを提供している企業もあります。
子どもへのプレゼントにしたり、親子で楽しめるものを選ぶのも良いでしょう。
他には、自社の防災関連グッズをプレゼントする企業もあります。
救急セットや保存食の備蓄セットなど、なかなか自分で揃える機会がない人は優待を利用して防災に備えておくのも賢いやり方ですね。
料理をよくする人なら、レシピ情報の提供会社の株主優待もおすすめです。
プレミアムサービスを無料で利用できるので、毎日の献立の提案やダイエット料理など、料理のレパートリーが増えて料理時間を楽しめそうですね。
カタログギフトだと、自分の欲しいものを選ぶことができるメリットがあります。
企業グループの人気商品やサービスを集めたカタログがあり、値段によって洗顔石鹸やシャンプー、人気のホットプレートなどさまざまな種類から選べます。
物ではなく、個室のプライベートジムの利用などを選べるカタログギフトも人気です。
他にも、日本各地の名産品の中からセレクトできる「ふるさと優待」があります。
全国の美味しいものを選ぶのも良いですし、食べ物以外にも水族館の年間パスポートや家電製品を選ぶことができます。
面白い株主優待、魅力的な株主優待を目的に投資する企業を決めるのは、少しリスクがあります。
投資する企業が倒産しないか、株価が下落しないかリスクも踏まえて投資を考えると良いでしょう。
投資する企業を決めるなら、企業の収益性や安定性、成長性などの財務情報も総合的に見て判断することが大切です。
株主優待をチェックする時は、株の保有年数によって優待内容が変わる「長期保有優遇」があるかどうかも確認してみましょう。
一定期間以上、株式を保有することによって、優待内容がさらに充実するメリットがあります。
また、狙いの株主優待を決めたら、株主優待を受けられるための条件や「優待獲得株式数」もチェックしましょう。
株主優待を受けられる条件は主に100株以上からですが、企業によって条件が異なります。
さらに株主優待を受けられるためには、各企業が定める「権利付最終日」までに株式を保有している必要があります。
「権利付最終日」とは、株主の権利を得ることができる最終売買日のこと。
権利確定日の2営業日前(権利付最終日)までに株式を購入することで、株主優待を受けることができます。
こうした情報は先ほど紹介した証券会社の「株主優待人気ランキング」などに一覧表が掲載されていますので、参考にすることをおすすめします。
株主優待とは、企業が株主に対し「投資してくれてありがとう!」という感謝の気持ちから、プレゼントを贈る(優待する)制度です。
全企業が株主優待を用意しているわけでなく、上場企業の約1/3に当る約1,500社が制度を導入しています。
株主優待は、金券、割引・優待券、自社製品、カタログギフトなど種類が豊富です。
金券ではグルメ券やレジャー施設のパスポート券、優待券では映画を無料で観られる券、自社製品では玩具・化粧品・食品など、近年は選べるバリエーションがますます増えています。
カタログギフトでは、物ではなくスポーツジムなどのサービスが選べるものも。
魅力的な株主優待が多いですが、優待の内容だけでなく、投資対象として総合的に見て、その企業に倒産の恐れが無いか、成長性があるかなどをチェックして判断しましょう。
安定した投資にもなり、自分に合う株主優待が見つかると嬉しいですね!