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ときわんジャーナル

ギザ十はなぜ作られた?歴史や価値、今は消えた理由について解説!

20.11.27

お金の知識

こんにちは!ときわ総合サービスのおもてなし担当社員の「ときわん」です!


あるときから希少価値が付き、状態や発行年によっては数千円の価値があると認定されることもあるギザギザ付き10円玉、通称「ギザ十(じゅう)」。


しかし、なぜギザ十が作られたのか、なぜ今はギザギザがなくなってしまったのかは意外と知られていないですよね。

よくよく調べてみると、ギザ十が誕生したのは単にデザインではなく、きちんとした意味合いがあったことが分かります。


今回はそんなギザ十の歴史や現在の価値についてご紹介します。

10円玉とギザ十



ギザ十はなぜ作られた?その背景や歴史とは

表面には「日本国」「十円」「平等院鳳凰堂」、裏面には「10」「製造年」「常盤木」が刻まれた10円硬貨。

2019年には消費税が10%に引き上げられたこともあり、1円硬貨や5円硬貨よりも再び出番が増えて、注目の集まる硬貨になっています。


その中でも、価値があるとされるギザギザ付きの10円硬貨「ギザ十」はなぜ作られたのでしょうか。


ギザ十が作られた背景は大きく分けて2つあります。



①硬貨の最高額の象徴として

ギザ十は、現在のデザインに近い10円硬貨が発行され始めた「昭和26年から昭和33年までの約7年間」のみ発行されていた10円硬貨です(昭和31年は製造されず)。

当時の最高額の貨幣でした。

そのため当時の最高額であるということの象徴として、また偽造防止策として、縁にギザギザの装飾を施したといわれています。



②10円硬貨の転用禁止のため

戦後の高度経済成長期に差し掛かり、10円の原料である銅そのものの価値も上がってきたことから、外縁を削りとって材料として転用することを防止する側面もあったようです。


現在ではお金を削って別なものに転用する心配はなさそうですが、当時はその労力を使って儲けようと考える人がいたというのは驚きですね。



ギザ十が作られなくなった理由は?

一方、ギザ十が作られなくなった理由も2つあります。


①貨幣価値が変わるにつれて10円より高い額面の硬貨が発行されるようになったこと

②昭和32年に発行された100円硬貨とサイズやギザギザの触感が近いことから、とくに視覚障がいのある方にとって、その違いが手触りで判断しづらくなったこと、です。


昭和33年に各界の有識者により「臨時補助貨幣懇談会」(議長:徳川夢声)が設置され、貨幣形式の統一が図られる中で、ギザ十は正式に廃止されました。

ちなみに、議長の徳川夢声さんは、映画の弁士、ラジオやテレビの司会者、俳優・作家として戦後を中心に大活躍した、今でいうマルチタレントです。


500円硬貨は現在、最高額の貨幣ですが「500円硬貨はサイズが大きく他の硬貨との違いが手触りでも判りやすいこと」「10円硬貨と100円硬貨はサイズ的に近いので、パっと分かるように」という意味合いも含め、現在は100円硬貨にギザギザがあります。


なお、2021年度上期を目途に発行される新500円硬貨には、斜めギザの一部を他のギザとは異なる形状とした偽造防止技術が使われることとなっています。

日常的に使われる硬貨にこの技術が採用されるのは、世界初とのこと。

実際に手に取って自分の目で確かめることが、今から楽しみです。


2020年時点で約70年に手が届く歴史の中で、たった7年だけ製造されたギザ十。

価値があるといわれるのも、うなずけますよね。

雑貨.png



価値のあるギザ十の見分け方も知っておこう

並んだ10円玉と価値のあるギザ十.jpg

長い10円硬貨の歴史でも限られた期間に製造され、価値のあるギザ十ですが、昭和後半~平成初期に話題となった「10円なのに数千円以上の価値があるギザ十」は、未使用で状態の良いものに限られています。


とくに10円硬貨は他の硬貨と比較しても劣化しやすい(とくにサビに弱い)ので、なかなか状態の良いものが市場に出回らず、その分価値が高いものとそうでもないものの差が大きいという特徴があります。


そんなギザ十の中でも今でも価値が高いとされるのが、ギザ十を発行しなくなる直前の昭和32年と昭和33年に発行されたものだといわれています。

この時期は10円硬貨よりも高い額面の硬貨の発行が始まり、10円硬貨そのものの発行数が一気に減った時期でもあります。


そのため、きれいなギザ十自体が少なく、コアなコレクターからは変わらず注目されているのです。

とはいえ、コレクター市場全体におけるギザ十の需要は年々落ち着きつつあり、状態の良いものでも買取相場は数百円~1,500円程度とされています。


ちなみに、もし状態の良さそうなものがあれば以下の点に気を付けて査定に出しましょう。

  • ・素手で触らず軽く布で拭いてから保管する
  • ・軽微な汚れがあっても下手に洗ったりしない



人間の指にはどんなにきれいにしていても気づかぬうちに汗や皮脂汚れ等がついているため、なるべく素手で触らないことで劣化を防げます。


同様に素人がお金を洗浄すると、水分が残って新たな汚れやサビの原因となります。

無理に洗浄せず、きれいで柔らかい布で拭いていただき、そのまま査定に出していただければOKです。



ギザ十以外にも額面以上の価値がつく硬貨・紙幣があります。

興味がある方は「お金の価値が上がるのはどんな時?プレミア紙幣・貨幣の特徴は?」もご覧ください!



ギザ十がなぜ作られたかを知れば、硬貨の歴史や背景もうかがえる

ギザ十がなぜ作られたか、そしてなぜ作られなくなったかという背景には、他の硬貨の発行開始や通貨のデザインのルールが関連していることが分かりました。


また、背景が分かれば価値のあるギザ十をチェックするための対象年も覚えやすくなりますよね。


残念ながら今では目が飛び出るほどのお宝価格、とまではいえませんが、それでも根強いファンがいることは間違いありません。


お財布にきれいなギザギザの10円硬貨があったら、ちょっと意識して見てみると良いかもしれませんよ!

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