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ときわんジャーナル

夏休みの小学生におすすめ!お金に関する自由研究のテーマ

19.07.02

お金の知識

こんにちは!ときわ総合サービスのおもてなし担当社員の「ときわん」です。


「社会」や「科学」などの分野から身近なテーマを選び、実際に調査や体験をして、その調査結果を発表できる形へと加工する「自由研究」ですが、得意なお子さまもいれば苦手なお子さまもいますよね。


テーマの選択に困ったら「お金」をテーマに自由研究をしてみるのはどうでしょう?

お金は生活に密着しているからこそ、実はテーマの宝庫でもあります。


自由研究に相応しいテーマをいくつかピックアップしてみましたので、参考にしてくださいね。

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お金のデザインに関する研究

お金は一定のルールに基づきデザインされています。

そのデザインには一つ一つ意味が込められており、「なぜそのデザインが取り入れられたのか」といった背景を掘り下げると、紙幣が新たに発行された時の経済や社会の情勢を垣間見ることができます。



お金とユニバーサルデザイン

2024年度上期中に発行が予定されている新紙幣は、ユニバーサルデザインを取り入れた紙幣としても注目が集まっています。

ユニバーサルデザインとは、「全て」の方にとって使いやすいデザインという意味です。

「ユニバーサル=普遍的な、全体的な」という言葉から作られました。

例えば、目の不自由な方、日本語を母国語としていない海外出身の方や、小さなお子さまにも判りやすいデザインの総称を指します。


お札のどんなデザインが目の不自由な方にやさしいのか、現行紙幣と新紙幣を比較し、海外の方やまだ漢字が読めない小さなお子さまにも分かりやすいように工夫をこらしているところはどこか、など「新旧の紙幣を比べてわかるデザインの変化」は一つのテーマとして成り立ちそうですね。


ちなみにユニバーサルデザインは硬貨でも取り入れられており、この観点からデザインを改変したものもあるので、その歴史に触れてみるのも面白そうです。



どうしてそのモチーフが使われているの?

お金には人物や植物、建物、風景など様々なモチーフが描かれています。

実際に何度も登場しているものもあります。そのモチーフを取り入れたタイミングや背景などを調べていくと日本人とお金の歴史や関わり方がよく見えてきます。



偽造防止技術、こんなものがあるよ!

現行紙幣はもちろん、2024年度上期中に発行予定の新紙幣には様々な偽造防止技術が取り入れられています。

紙幣に搭載されるホログラムや新500円貨幣で新たに登場する予定の「異形(いけい)斜めギザ」などが有名ですが、その変遷をたどったり、海外ではどのように対応しているのか、日本の偽造防止技術と比較してみるのも面白そうですね。



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お金の作り方に関する研究

お金は決められたルールのもとに、使いやすいデザインと偽造防止技術を搭載して製造されます。

その「お金の作り方」自体を取り上げてみるのもよさそうですね。



お金はどうやって作るの?

お金が作られる場所、紙幣と貨幣と別々だって知っていましたか?

製造元がなぜ違うのか、という背景から調べ始め、どうやって作られるのか製造方法をチェックするのは定番でありながら、意外と知られていないテーマでもあります。



お金の作られるところ、見に行ってみよう!

国立印刷局には全国4カ所、造幣局には全国3カ所、工場に併設された見学施設があります。

施設により見学できる内容に違いはありますが、製造方法だけでなくお金の流通方法やお金の歴史についても詳しく紹介してくれます。


ただし、見学には予約が要らない施設が多いものの、より詳しい説明が聞きたい場合やお友達と大勢で訪れたい場合には事前予約が必要となります。

また、施設によって見学のできる日や時間が異なりますので、それぞれのホームページで最新情報をチェックしてから訪問してくださいね。


☆国立印刷局:「工場見学のご案内」

☆造幣局:「工場・博物館・展示室の見学」


なお、お金の作られ方やその管轄に関しては、こちらの「ときわん」の解説も参考にしてください。

お金が発行される仕組みについて解説します!



お金の歴史や流通方法に関する研究

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小学校高学年になると、具体的に自分の住んでいる街を調査し、経済の動きについても学習します。

お金の流通と経済の関係は中学生以上で学習する内容もあり、少々難しく感じるかもしれませんが、日本の、ひいては世界の経済活動を勉強していくうえで基本となる部分でもあります。

幼い頃から学んでおきたいテーマの一つです。



日本銀行に行ってみよう

困ったら施設見学!といっても日本銀行は私たち個人とはあまり接点がないもの。

まず「日銀」は何をしているのか、皆さん説明できますか?


日本銀行は紙幣の発行主体であり、私たちに身近な銀行や信用金庫が口座を開いているいわば「銀行の銀行」です。

そして街の銀行や信用金庫はそこに口座を開いている会社や個人に対し、必要に応じてお金を貸してくれます。

そしてそのお金を使って私たちは事業を行い、欲しい商品を買うなど色々な経済活動を行っています。

家計で余ったお金を街の銀行に預けると、利子をつけて私たちに還ってきます。


......という仕組みは何となくわかっていても、実際にどうやって日本銀行は私たちの街で流通しているお金を管理しているのか、説明が難しいですよね?

困ったら見学して仕組みや歴史について教えてもらっちゃいましょう。


日本銀行には東京にある本店以外にも全国に32の支店があり、それぞれ見学の受け入れを行っています。

実際にお金を製造している印刷局や造幣局の見学施設よりも、私たちの近くに支店があるため、見学しやすいかもしれません。


お金の流通方法はもちろん、歴史やお金を取り巻く資料を見ることもできます。


充実した見学ルームを備えた支店もありますし、裁断された古い紙幣をお土産に持ち帰れる支店もあるので、まさに自由研究にはもってこい!

こちらも各支店のホームページで受入れ条件や定休日などを確認してくださいね。


さらに、東京の本店には「貨幣博物館」が併設され、小樽には「金融資料館」(旧日本銀行小樽支店)があります。

こちらを訪問することが可能であれば、ぜひご覧になることをお勧めします。

自由研究の材料がいっぱいありますよ。


☆日本銀行:日本銀行を見学することはできますか?



お金の歴史-さらに掘り下げるなら

日銀の見学施設などで案内してくれるのは、お金や経済にまつわる近代史~現代史が中心ですが、さらに昔の貨幣について調べてみるのも一つです。


お金の起源を教えます!過去から現在までのお金の歴史」もぜひご参考くださいね!



お金にまつわる言葉や、作られた時代背景を見てみよう

世界中にはお金にまつわる言葉がたくさんあります。その言葉が生まれた時代背景などを調べるのも面白いテーマです。

こちらも掘り下げていけばキリがない、興味深い題材の一つでもあります。


ことわざについては「お金に関することわざ一覧!どういった場面で使われるの?」でもご紹介していますので、一緒にチェックしてくださいね。



自由研究を成功させるために押さえたいポイント

漠然と見学に行ったり、資料を集めても自由研究はうまくいきません!

押さえておきたいポイントがいくつかあるので併せて確認しておきましょう。



見学前や図書館・博物館に行く前に下調べ!

まずはお金の歴史について知りたいのか、作り方について知りたいのか、今お金はどう使われているか知りたいのか、大体でいいので自分のテーマを決めておき、それについて今集められる資料をざっくり見ておきましょう。

お金に関する知識は、大人でも難しい情報が含まれています。

でも、しっかりと下調べをしたうえで説明を聞けば、より深く理解し納得できるハズ!


たとえば、こんな資料を見ておくと、説明がよりわかりやすくなりますよ。

日本銀行旧小樽支店金融資料館「学習」ページ



お金を直接印刷するのはNG!

お金をコピー機で複写したり、鮮明に撮影された写真を使って印刷するのは、偽造防止の観点からNGです。

ですから壁新聞などにする場合には、注意が必要!部分写真やイラストなどで対応しましょう。



テーマは絞ろう!

お金の博物館や見学施設に行くと、本当にたくさんの情報を知ることができます。

でも、あれもこれも、と広げてしまうとまとまりのない自由研究になってしまいます。

一つ大きなテーマを設け、そこにつながる情報をわかりやすくコンパクトにまとめましょう。



お金は色々な学習の入口となる「自由研究テーマ」の宝庫

お金は今回紹介した「デザイン」「歴史」「社会(工場見学)」「経済」以外にも、たとえば、印刷技術や硬貨の成分に対する「科学」や経済の延長にある「統計」「数学」などにもつなげて考えることができます。


お金を眺めているだけではただの通貨ですが、一歩踏み込んで考えると色々な学習の入口につなげていくことができる、身近な題材の一つといえそうですね。



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